ページ

2016年6月24日金曜日

プロキシ環境下での yum が失敗する場合の対処法

会社等でプロキシサーバーを介したネットワーク環境下にある場合、CentOS 7 のインストール後、yum update を実行しようとすると、「Timeout」、「他のミラー試します」、「FAILED」と表示されて先にに進ませることができません。
yumを実行するためには、yum.conf 設定ファイルにプロキシ情報を追加する必要があります。

[対象ファイル]
/etc/yum.conf

[変更または追加]
proxy=http://proxy.hostname.com:ポート番号

2016年4月4日月曜日

WinHTTP通信時にプロキシサーバーを使用する際の設定方法

会社等でプロキシサーバーを経由している場合、Internet Explorerのプロキシ設定を行いますが、その設定をしていても、Windows Update を行うことができない場合があります。
その場合、WinHTTP 使用時にもプロキシサーバーを設定する必要があります。
ただ、設定画面がある訳ではなく、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する必要があります。
  1. プログラムの「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックする。
  2. 以下のコマンドを入力する。

    ●Internet Explorer に設定しているプロキシ設定をインポートする
    netsh winhttp import proxy source=ie

    ●WinHTTPの設定状況を確認する
    netsh winhttp show proxy

    ●WinHTTPの設定をリセットする
    netsh winhttp reset proxy

2014年5月11日日曜日

Windows の ネットワーク一覧に自分のコンピュータ名を表示させない方法

Windows の「ネットワーク」を開くと、同一のネットワーク内にあるパソコンの一覧が表示されます。ファイル共有などをしている際は便利なのかもしれないので、不必要に表示されてしまう場合もあります。そこで、以下の方法でネットワークから自分のコンピュータを非表示にすることができます。

  1. プログラムの「コマンド プロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックする。
  2. 以下のコマンドを入力する。

    net config server /hidden:yes
これだけです。これは非表示にするだけですので、もし共有などをしていたとしても、その機能が失われることはありません。また、この設定をしてから非表示になるまで、少し時間がかかりますので、気長に待ってやってください。

なお、もし再度表示させたい場合は、net config server /hidden:no にすれば表示されるようになります。

2014年4月21日月曜日

WILLCOMの@xx.pdx.ne.jp/@willcom.comメールアドレス引き継ぎ設定による機能の違い

 DIGNO DUALが発売されて以降、既存のPHSユーザーが使用していた「@xx.pdx.ne.jp/@willcom.com」のドメインをメールアドレスは、3G回線経由では使用できなくなっていました。そのため、WILLCOMは「@wcm.ne.jp」ドメインのメールアドレスへの切替やメール転送設定機能によって対応を行っていましたが、このサービスも、翌日以降の対応であったり、また現在どこに転送設定しているかの確認などができないなど、かなり不満の残るサービスとなっていました。

 しかし2014年4月16日より3G回線でも「@xx.pdx.ne.jp/@willcom.com」を使用できるようになりました。方法はこちらのサイトで説明されています。

 この方法に従って設定を行ってみると以下のように機能に違いがあることが分かりました。
  1. @wcm.ne.jp → @xx.pdx.ne.jp/@willcom.com へ変更した場合(引き継ぎ設定)

  2. 宛先メール受信メール転送
    @wcm.ne.jp宛
    ×
    ×
    @xx.pdx.ne.jp/@willcom.com宛
    ×

  3. @xx.pdx.ne.jp/@willcom.com → @wcm.ne.jp へ変更した場合(元に戻す)

  4. 宛先メール受信メール転送
    @wcm.ne.jp宛
    ×
    @xx.pdx.ne.jp/@willcom.com宛

もし、@wcm.ne.jp を使用されている方や @xx.pdx.ne.jp/@willcom.com のメール転送機能を活用されている方は、現状のままの方が良さそうです。ただ、これからWILLCOMの3G回線を利用される方で、@xx.pdx.ne.jp/@willcom.com を中心に考えられている方は、この設定を行うのも良いかもしれません。

2014年4月14日月曜日

Skypeがある場合にXAMPPのApacheが起動しない場合の対処方法

Skypeを既にインストールされているパソコンにXAMPPをインストールした場合、XAMPP Control Panel から Appache を起動しようとするとうまくいかないことがあります。その際、以下のようなメッセージが表示されます。

21:00:00 [Apache] Problem detected!
21:00:00 [Apache] Port 80 in use by "C:\Program Files (x86)\Skype\Phone\Skype.exe" with PID 6584!
21:00:00 [Apache] Apache WILL NOT start without the configured ports free!
21:00:00 [Apache] You need to uninstall/disable/reconfigure the blocking application
21:00:00 [Apache] or reconfigure Apache and the Control Panel to listen on a different port
21:00:00 [Apache] Problem detected!
21:00:00 [Apache] Port 443 in use by "C:\Program Files (x86)\Skype\Phone\Skype.exe" with PID 6584!
21:00:00 [Apache] Apache WILL NOT start without the configured ports free!
21:00:00 [Apache] You need to uninstall/disable/reconfigure the blocking application
21:00:00 [Apache] or reconfigure Apache and the Control Panel to listen on a different port

 表示された情報を確認すると、Port 80 と 443 がすでにSkypeが使用しているため、Apacheを始めることができないということが分かります。
そこでSkypeがこの2つのポートを使用しないように設定します。

(1)Skypeを起動し、メニューバーより[ツール]→[設定]と進みます。

(2)左のメニューから[詳細]→[接続]と進みます。

(3)下のような画面が表示されたら、「上記のポートの代わりに、ポート80と443を使用」のチェックをはずします。


(4)Skypeを再起動させるとPort 80 と 443 が開放されますので、XAMPP上でApacheの起動が可能となります。

なお、Windows用Skype使用時に開放するポートについては、こちらのサイトで説明されていますので、参考にしてください。



2014年2月28日金曜日

NetCommonsインストール時に「次へ」から進まない時の対処方法

NetCommonsのコアパッケージファイルをサーバー内に設置し、「いざインストール作業!」を始めようとした時のことです。最初の言語選択から「次へ」が全く進まず、インストールができませんでした。NetCommons公式サイトのよくある質問に書かれている設定も特に問題はありませんでした。試行錯誤を繰り返していると、1つの原因にたどり着きました。それは、ドメイン(ホスト名)がサーバー内で未設定になっていることでした。


ブラウザのURL欄にドメインではなく、サーバーのIPアドレスを入力しインストールウィザードを表示すると、問題なくインストールをするができたことから判明しました。

そこで、CentOSのドメイン(ホスト名)の設定を行いました。
ここでは例として、ドメイン名「192.168.123.45」、 ホスト名「stduke.blogspot.com」として説明を行います。

(1)IPアドレスとホスト名を関連付ける。

[対象ファイル]
/etc/hosts

[変更例]
3行目を IPアドレスとホスト名に変更(追加)します。

127.0.0.1   localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1         localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
192.168.123.45 stduke.blogspot.com localhost.localdomain localhost


(2)Apacheの設定を行う。

[対象ファイル]
/etc/httpd/conf/httpd.conf

[変更例]
280行目前後にあるServerNameにホスト名を指定する。

# ServerName gives the name and port that the server uses to identify itself.
# This can often be determined automatically, but we recommend you specify
# it explicitly to prevent problems during startup.
#
# If this is not set to valid DNS name for your host, server-generated
# redirections will not work.  See also the UseCanonicalName directive.
#
# If your host doesn't have a registered DNS name, enter its IP address here.
# You will have to access it by its address anyway, and this will make 
# redirections work in a sensible way.
#
#ServerName www.example.com:80
ServerName stduke.blogspot.com:80

(3)ネットワークの設定を行う。

[対象ファイル]
/etc/sysconfig/network

[変更例]
HOSTNAMEをホスト名に変更する。

NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=stduke.blogspot.com
GATEWAY=192.168.123.45

(4)httpd を再起動する。
  $ /etc/init.d/httpd restart


ちなみに、以下の設定をしていないと「次へ」が進みませんので、注意が必要です。

[対象ファイル]
/etc/php.ini

[変更例]
950行目前後のdate.timezoneのコメントアウトをはずし Asia/Tokyo に設定する

date.timezone = Asia/Tokyo


以上の方法により、ドメイン名でアクセスしたインストールウィザードからも問題なく「次へ」進むことができ、インストールすることができました。

2013年12月25日水曜日

SSL適用時に古いバージョンのInternet Explorerからファイルのダウンロードができない場合の対処方法

サーバー上でSSLを適用した場合、古いバージョンのIntenet Explorerだとファイルのダウンロードが全くできない場合があります。お手上げかと思っていたら、NetCommons2公式サイトに解決方法が掲載されていました。
この対象ファイルのコメント欄にもある通り、この方法を取る弊害も書かれていますので、十分に理解した上で変更を行ってください。

[対象ファイル]
~/html/webapp/components/uploads/View.class.php

[変更例]
385~393行目の // コメントを削除する
//} else if (isset($_SERVER['HTTPS']) && stristr($_SERVER['HTTP_USER_AGENT'], "MSIE")) {
//  // IE + サイト全体SSLの場合、ダウンロードが正常に行われない。
//  // ダウンロードさせるためには、以下コメントをはずす必要があるが、
//  // アップロードした画像ファイル等をローカルキャッシュにとられてしまう弊害がある。
// // 1Week
// header("Cache-Control: max-age=604800, public");
// header('Pragma: cache'); //no-cache以外の文字列をセット
// $offset = 60 * 60 * 24 * 7; //  1Week
// header('Expires: '.gmdate('D, d M Y H:i:s', time() + $offset).' GMT');


2013年12月19日木曜日

SONY ポータブルワイヤレスサーバー WG-C10 でWebDAVを実現する方法

SONYから発売されている ポータブルワイヤレスサーバーWG-C10 には隠れ機能(取扱説明書には載っていない機能)として、WebDAV機能があります。通常の方法では、アクセスできませんのでその方法を解説します。


(1)Webブラウザーのプロキシ設定がされていないことを確認する。

(2)Webブラウザーを開き以下のアドレスを入力する。この際、ポートを8081に指定する。
   http://192.168.40.1:8081/

(3)パスワードの入力が求められるので、以下のとおり入力する。
   ユーザー名:admin
   パスワード:admin

この方法でWebDAVの設定画面に行くことができます。

その際接続先を設定する画面がありますので、SDカード、USBメモリの場合、それぞれの設定方法は以下のとおりとなります。

 SDカードの場合:SD/  ※memory card/ではないので注意
 USBメモリの場合:USB/

手軽にWebDAVを構築できますので、試しに必要な方などには便利ではないでしょうか。


2013年11月1日金曜日

JALダイナミックパッケージ予約時に操作ミスにより重複した際の対処方法

JALダイナミックパッケージ で予約操作している際に、クレジットカード情報の送信画面でブラウザがフリーズしたために、再度登録しようとすると予約ができず、予約状況の確認をすると以下のようなメッセージが表示されていることがあります。


以下をご確認ください
・同一日、同一路線でご予約が重複しています。内容をご確認のうえ、不要なご予約がございましたらお取消しくださいますようお願いいたします。

予約一覧には確かに同じ内容の予約が表示されており、しかも取り消そうとしても、それらしいメニューもありません…。

このようなメッセージが表示された場合は、飛行機への座席確定に2~3時間かかるため、予約が確定していなければ2~3時間後にメッセージの表示がなくなり、また重複していた予約も消えています。そこで、まだ予約ができていなければ、再度予約をする形となります。

もしJALマイレージバンクの会員であれば、 050-3155-3330 に電話連絡することで、予約状況を照会することができます。ただし、電話から取り消しなどの操作はできないようですので、2~3時間は時間を空けてから再予約をする必要があります。

2013年10月31日木曜日

[NetCommons] 「カレンダー」モジュールの「今日」と「予定日」の背景色を変更する方法

NetCommons の「カレンダー」モジュールでは、今日と予定が登録されている日に背景色がそれぞれ設定されています。しかし、薄い色(今日:#fff7de、予定日:#f6fff4)が設定されているため、あまり際立って見えていない場合が多いような気がします。そこで、それぞれの背景色を変更するには、以下のように修正すると変更することができます。

カレンダー


[対象ファイル]
~/html/webapp/modules/calendar/files/css/default/style.css

[変更例]
「今日」の背景色を変更する:51行目
td.calendar_today {
background-color: #fbe9f2;
}
「予定日」の背景色を変更する」:54行目
td.calendar_plan {
background-color: #bed9f3;
}


ちなみに、注意点として、マウスが重なった時に「#e9f2fb」へ色がハイライトされるように、システム全体のCSSファイル(~/html/webapp/style/css/common.css)で設定されています。そのため、ハイライトされた時の状態を見ながら、背景色を検討する必要がありますので、ご注意ください。ハイライト色をcommon.css上で変更することも可能ですが、全体に影響が出ますので、変更の際は熟考の上、行ってください。